気がつくと、インデックス投資歴11年目を迎えた子亀持ちです。
つくづく感じていることは、金融の世界は入金力が命です。
11年も実施しているのに、まだまだマス層から抜け出せないでいます。
月々一万円の積立を続け、旧NISAの積立NISAの時も年間の上限(40万円)満額投資できないくらいの細々と続けているので、そんなもんだと思います。
最近の新NISAの積立額の平均を見るとがっかりしてしまいます。
そんな中で、いくら積み立てるのがいいか迷う方もいらっしゃると思います。年代別の最適な積立額について、お伝えしたいと思います。
資産形成における一助になれば幸いです。
- 結論
- 前提条件
- 目標金額は65歳で2,000万円を目標とします。
- 2,000万円の根拠は、今は忘れられた老後2,000万円問題の数値になります。
- 2,000万円の内訳は平均寿命まで生きた事で、不足する生活費(1,440万円)介護費用(600万円)約2,000万円という内容になります。
- 生活費の不足金額は年金を21万円貰えるという前提条件になります。
- フリーランスや個人事業主の方はもっと必要になる事が考えられえます。
- 投資先はS&P500、全世界株式(オルカン)を購入し、年利5%で運用する事を前提としています。
- 年代別必要積立額
- 積立設定のポイント
- 長期運用を意識する
- 無理のない金額から始める
- 出口戦略
- 4%ルールで定率で取りくずしを実施する。
結論
最適な積立額は個人の状況によって異なります。無理のない範囲で始め、長期的に継続することが重要です。また、積立額は固定せず、生活状況の変化に応じて柔軟に調整していくことをおすすめします。
つまんない事を言ってると思ったあなた!確かにその通りです。笑
それでも本質はこの通りです。
投資は余剰資金を長期で積立続け、必要な時に取り崩す。
これ以外ないのです。ただしこれだけでは答えにならないので、
年代別に積立額の提案を行います。
前提条件
目標金額は65歳で2,000万円を目標とします。
2,000万円の根拠は、今は忘れられた老後2,000万円問題の数値になります。
2,000万円の内訳は平均寿命まで生きた事で、不足する生活費(1,440万円)介護費用(600万円)約2,000万円という内容になります。
生活費の不足金額は年金を21万円貰えるという前提条件になります。
フリーランスや個人事業主の方はもっと必要になる事が考えられえます。
投資先はS&P500、全世界株式(オルカン)を購入し、年利5%で運用する事を前提としています。
年代別必要積立額
- 20代(25歳): 運用期間40年 1万1,000円
- 30代(35歳): 運用期間30年 2万3,000円
- 40代(45歳): 運用期間20年 4万6,000円
- 50代(50歳):運用期間15年 7万円
- 60代: (60歳):運用期間5年 28万円
長期積立は最低でも15年以上を目安にしております。
過去のデータに基づき、アメリカのS&P500に積立を実施した場合、
15年以上積み立てた場合はどんな悪い期間であろうとも、プラスに転じているからです。
積立設定のポイント
長期運用を意識する
複利の力を最大限に活かすため、最低でも15年以上運用を実施しましょう。
無理のない金額から始める
投資は余剰資金で実施するのが鉄則です。
株式は短期的には上げ下げを繰り返します。短期で必要なお金は投資信託(株式)ではなく、現金で貯蓄しましょう。
生活防衛資金を貯めて、余剰資金を株式(投資信託)に入れ、増額していく事が望ましいです。
その為に、家計管理を実施し余計な支出を減らし、入金力を上げて目標を達成しましょう。
出口戦略
見事に目標金額を貯めら65歳を迎えられた場合の対応方法です。
4%ルールで定率で取りくずしを実施する。
間違っても一括で全て解約して引き出さないことです。
年金については、不確定要素が多く、現時点でいくら必要なのか、正確な金額を算出することは不可能ですし、人によって大きく異なります。
それでも、このプランであれば、不安は和らぐのではないでしょうか。
もし、積立を継続できるのであれば、入金力は必ず上がり、2,000万円どころか、準富裕層の5,000万円達成できると思います。
ただし、このプランの問題点は時間がかかる事です。これが嫌であれば、入金力を増やす努力をしましょう。
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