こんにちは子亀持ちです。
暑い日が続く昨今、夏バテにより体調不良になっていないでしょうか?
今回は世界で話題の「バイオハック」がわかる著書を読んでの感想です。
著書
脳と身体を最適化せよ「明晰な頭脳」「疲れない体」「不老長寿」を実現する科学的健康法 モリー・マルーフ 矢島麻里子訳 ダイヤモンド社
著者
モリー・マルーフ
モリー・マルーフさんは医学博士であり、世界的に注目されている健康と長寿の専門家です。スタンフォード大学医学部で「HEALTH SPAN(健康寿命)」の講義を担当し最新の健康科学を学生たちに教えています。
結論
ミトコンドリアの機能を損なう生活習慣を避ける事でエネルギー充足を改善し全体的な健康状態を向上させる事ができます。
やってはいけないNG習慣
1. 運動不足
座りっぱなしの生活は、ミトコンドリアに「これ以上エネルギーは必要ない」という信号を送り続けます。その結果、ミトコンドリアは特に筋肉や心臓でのエネルギー産生を減少させてしまいます。
改善策:
- 「これは運動だ」と考えるだけで、健康に良いです。
- とにかく歩数を増やすこと。 散歩を趣味にしましょう
- スタンディングデスクを導入しましょう。
これにより、ミトコンドリアはより多くのエネルギーを産生するよう刺激されます。
2. 食べすぎ
特に糖分の多い食品の過剰摂取は、細胞内で活性酸素種(排ガスの一種)を放出させ、ミトコンドリアと血管の内膜を損傷させます。また、過剰なカロリー摂取は肥満につながり、さらに炎症を引き起こしてミトコンドリアにダメージを与えます。
改善策:
- ファストフードや加工肉、揚げ物を控えましょう
- 白い炭水化物(小麦)糖分の過剰摂取を避けましょう
- ファスティングを実施してみましょう
3. 社会的断絶(孤独)による回復なき慢性ストレス
慢性的なストレスは、ミトコンドリアのアロスタティック負荷(細胞内の累積的なストレス負荷)を増大させます。このストレスは、飲酒、喫煙、過食などの不適応行動を引き起こし、さらにミトコンドリアの機能を低下させる悪循環を生み出します。
改善策:
- 朝と夜に30秒うがいをしましょう
- うがいをする事で声帯を振動させ迷走神経を活性化させましょう
- スマホ(SNS)を見る時間を減らしましょう。
- ペットを飼ってみるのも良いです。
これらの「3大NG習慣」を避け、健康的な生活習慣を取り入れることで、ミトコンドリアの機能を最適化し、エネルギー産生を向上させることができます。マルーフ博士の提案は、科学的根拠に基づいた実践的なアプローチであり、全体的な健康と長寿の実現を目指しています。
上記事項は適度な運動と腹7分目の食事と人とコミュニケーションをとりましょうということです。笑
それができたら苦労しないよと言われそうですが、真理は変わりません。
筆者のおすすめはスタンディングデスクの導入と散歩です。
座りっぱなしが良くないとの事なので、スタンディングデスクを導入すれば、立って仕事もできます。
散歩は歩く事で、季節を感じることもでき、近所に新たな発見をすることができ運動にもなります。500ページ以上にわたり書かれた著書に書かれていることは普遍的な真理でした。
楽したらその分つけがくるのですね笑を改めて痛感しました。
自分の体を一台の車に例えることがありますが、一生に一台しか乗れない車を大切にメンテナンスするのが当たり前です。
しっかりとメンテナンスを実施し、健康寿命を延ばして人生を楽しみましょう。
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