こんにちは子亀持ちです。日本版ブラックマンデーこと8月5日に日経平均株価がブラックマンデー越えとなる歴史的な急落が起こりました。その影響を受けて、インデックス投資の2大巨頭、S&P500、オルカンが大幅な売越を記録しました。とのニュースを聞いて、改めて思うこと、インデックス投資をする上で、必要なことを綴りたいと思います。
Yahooニュースに掲載されていた記事によると、8月5日の日経平均株価の暴落を受け、eMAXIS Slim全世界株式(通称オルカン)は日次ベースで1億円を超える純流出が起こったと書かれていました。
暴落による下げが世界にも波及し、急激な円高が起こったせいで含み益が一気に急落したことで起こったことだと思われます。
新NISAのブームで投資信託の買い越しは前年の約3倍となる7兆8695億円まで積立がふえていましたが、ここで、一気に脱落する方がふえているというニュースです。
しかし、その後は翌日の8月6日に歴史的な急騰を記録したのはみなさんご存知のことと思います。それでも投資信託を売った方が多かったということです。急激な円高により、含み益という幻の利益が下がってしまったことが原因です。
暴落が起こったらやるべきこと
1.投資の目的を思い出す。
こんな時こそ、投資の目的(原点)を思い出しましょう。
インデックス投資を実施している方の多くは老後の資金を確保するために実施していると思います。
投資の鉄則は「長期」「分散」「積立」
「長期」・・15年以上
「分散」・・アメリカや世界中の株式に分散して投資
「積立」・・ドルコスト平均で淡々と積立を実施
これを思い出しましょう。
インデックス投資は暴落も暴騰も両方を受け止めて最終的な利益は5%を目指す方法です。とにかく株式を持ち続ける「JUST KEEP BUYING」これを実践することです。5%の利益は72の法則に当てはめると約14年で2倍になります。絶対にやってはいけないことは暴落(最安値)で売却(手放すことです。
2.SNSを見ない
暴落が起こることを予言する人は一定数います。暴落は定期的に起こることなので、言い続ければ必ず当たります。今回の暴落で水を得た魚のように声高らかに自身の予想が正しかったことを吹聴し、それに便乗した悲観的な予想をするSNSが目立ちます。
心が穏やかにいられない、損する事しかない情報に触れるのはやめましょう。そうすれば余計なことをせず、持ち続けることができると思います。
3.投資のリスク配分を見直しましょう。
そもそも投資を始めるのは生活防衛資金を確保した後、余剰資金で実施するのが鉄則です。
理由は株式は短期では価格の上下が激しいからです。
今回の暴落・暴騰で身を持って体験したので実感できると思います。
この状況を心おだやかにいられないのはリスクの取りすぎの状態です。
今後の方針を考え、リスク資産への配分を見直しましょう。
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