こんにちは迷える子亀です。
日本経済新聞の記事で主要ネット証券5社の2024年3月決算で純利益1492億円、前期純利益2.5倍というニュースがありました。
SBI証券と楽天証券が国内株のオンライン取引手数料を無料かしたのにもかかわらず、儲かっているよ〜というニュースです。
このニュースを見て、感じた事を書きたいと思います。
- みなさんはネット証券を使っていますか?
- 主要ネット証券5社について
- ネット証券はSBI証券と楽天証券の2強
- 国内株式取引シェア、口座数トップはSBI証券がNo.1
- 国内株取引手数料が無料なのになぜ儲かっているのか?
- ネット証券の収益構造
- 1.委託手数料2.金融収益3.トレーディング収益
- なぜネット証券を賢く使わなくてはいけないのか?
- 結論「ネット証券は富の倉庫」だからです。
- ネット証券のおすすめ
- 対面型証券会社のデメリット
- ネット証券ですること
- ネット証券でしてはいけないこと
- まとめ・証券会社の2023年3月期の決算は好調。
- 昨年の2.5倍の利益が出ています。・信用取引によって儲けています。・ネット証券は「富の倉庫」賢く利用しましょう。・ネット証券ですることはインデックス投資
- ・長期分散積立をしましょう・ネット証券で指定はいけないこと 信用取引・アクティブ運用
みなさんはネット証券を使っていますか?
主要ネット証券5社について
日本の主要ネット証券になります。
松井証券・・1998年に国内発のインターネット取引サービス開始
マネックス証券・・1996年6月に誕生
SBI証券・・1999年8月にソフトバンク・フロンティア証券として誕生
auカブコム 証券・・2001年4月カブドットコム証券として誕生
楽天証券・・2004年7月誕生
ネット証券はSBI証券と楽天証券の2強
国内株式取引シェア、口座数トップはSBI証券がNo.1
続いて楽天証券になります。
SB I証券と楽天証券は国内株取引の手数料が無料となっています。
国内株取引手数料が無料なのになぜ儲かっているのか?
現在個人投資家の株式売買なネット証券が無料となっています。
つまり、ネット証券で株取引を行うのがメジャーとなっています。
多くの人が利用している取引が手数料無料なのになぜ儲かるのか謎が深まるばかりですよね?
まずはネット証券の収益構造について、説明していきます。
ネット証券の収益構造
ネット証券の収益構造は大きく3つに分類されます。
1.委託手数料2.金融収益3.トレーディング収益
1.委託手数料とは
ユーザーのみなさんから徴収する取引手数料です。
株式取引手数料等になります。
2.金融収益
信用取引の際に徴収する取引手数料のこと。
信用取引とは証券会社からお金を借りてそれを元手に資産運用すること
簡単にいうとハイリスクなギャンブルになります。
お金を借りるので借りた金額・期間に応じて利息を払う必要があります。
3.トレーディング収益
自社が雇うトレーダーの運用により得られる収益のこと
この3つの中で
一番儲かるのは2の金融収益となります。売上の30%から50%と非常に大きいです。
つまり、証券会社は金融収益、信用取引の手数料で儲けています。
証券会社は信用取引をする人をお客様として見ているのです。
信用取引こそが儲けなのです。
ネット証券は競争激化で1の委託手数料が減っているにも関わらず収益を拡大しています。
なるほど〜儲かる理由がわかったと思って終わりにしてはいけません
ネット証券を上手に使って賢い生き方をしていきましょう!
なぜネット証券を賢く使わなくてはいけないのか?
結論「ネット証券は富の倉庫」だからです。
長いデフレ時代を終え、日本もついにインフレ時代に突入しています。
今まではものの価値が落ち、現金の価値が落ちづらい世の中でした。
これは世界的に見て異常な状態です。
インフレにより、物の値段が上昇すると起こることは通貨の価値が落ちることです。
インフレ対策として有効なのが株式投資になります。
その株式投資をするためにはネット証券が不可欠です。
ネット証券のおすすめ
SBI証券と楽天証券になります。
どちらを使っても遜色なく、強いていいえば初心者は楽天証券を使った方が、画面が見やすく操作性が良いのでおすすめです。
対面型の証券会社じゃダメなの?と思ったあなた
対面型ではダメなのです。
続いて対面型証券会社のデメリットを紹介します。
対面型証券会社のデメリット
1.手数料が高い
2.余計なものを勧誘され買わされる
当然人件費がかかるし、一等地に立っているビルも維持費がかかります。そんなものにお金を払っている場合ではありません。
素直にネット証券を開設し利用していきましょう!
ネット証券ですること
ここからが本題です。
ネット証券ですること、してはいけないことです。
ネット証券ですること
手数料の安い、優良株や優良ファンドを買うことです。
具体的にはインデックスファンドを購入し、長期積立を実施することです。長期とは15年以上になります。
おすすめインデックス
eMXIS slim オールカントリ
えMAXIS slim S&P500 です。
どちらも手数料が安く、優良なインデックス投資です。
クレカで積立設定をして、ほっとくだけになります。
あとは忘れて、ひたすら買い続けるだけです。
これだけで毎月5万円を30年間積立続けたら、年利7%運用で6000万円を超えます。老後資金としては十分な資産です。忘れられた老後2000万円問題もクリアできます。
これが富の倉庫と言われる所以です。
再現性が高く誰でも実施できる方法です。資金を確保し時間さえかければいいのですから
ネット証券でしてはいけないこと
信用取引
アクティブ運用
信用取引は証券会社からお金を借りたハイリスクなギャンブルです。
我々庶民が近づいてはいけないものです。
証券会社の方は取引してほしいと思いますが、全力で無視しましょう笑
アクティブ運用は市場平均以上の儲けを出すためにトレーダーが運用します。つまり手数料が高くなります。その割にはインデックス投資には勝てないという不都合な真実があります。
どちらにも近づかず、ひっそりと資本主義のおこぼれ(利益)に預かりましょう
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